べしょのヒモ日記

プロのメンヘラヒモビジネスを勤め上げる傍ら地震の研究してる

構造地質学

とはなんぞや?について考えてみる。

最近地球科学の学生の方とも話す機会が多くなって、自分の専門分野についてきちんと整理しておきたいし

かつ、"構造地質って何やるの?"って聞かれたときに自分の(心の底から熱くこみ上げてくるメランジュのように混沌とした)思いを適切に伝えたいので

まずwiki↓

構造地質学(こうぞうちしつがく、英語:structural geology)は、岩石やその平面または褶曲した表面の三次元の分布と、それらの内部構造に関する学問である。
(Wikipedia"構造地質学"より引用)

だとさ。
ちょっと自分のイメージとは違った。

僕のイメージ↓

「ミクロ・マクロふくめ、すべての地面のデコボコとか地下の色んな特徴的な構造とかそういうのは地球のダイナミックな作用に起因していて、それを具体的に説明してみようじゃないか、というモチベーションの元に成り立つ学問」
といった感じです。

キーワードを上げるとしたら、地域地質、褶曲、断層、テクトニクス、などですか。

地域地質その他はまんまとして…

ここで"断層"をとりあげてみると…
断層といえば地震、地震といえば地球物理学!ということで、"じゃあ地物とは何が違うんだ?!"っていうのは僕も思ってた。

僕の考えるところは、
地球物理学では、断層の目には表現されない"ずれ運動そのもの"や、"揺れ"を
構造地質では、断層そのものの"仕組み"や"成り立ち"を

それぞれ議論するのではと思ってます。

断層はプレート運動の結果できる"構造"であり、その運動によって起こる様々な地下のパラメータ変化や、逆に断層そのものへのアプローチを行う事で地下の構造を読み解くことや、地下の様子が運動にどう関係するのか、といった領域で。

要するに、構造地質で扱う"断層"は、それと地下の構造が"どう関わっているのか"を対象とするわけです。

もちろん、明確な分類ができるとは到底思えませんがが。

ここまでは構造地質としてどのように断層と関わるの?って話ですが、もちろん地域地質も根本(だと勝手に思ってる)なわけで

こちらは、単純に"地下や地表の構造どうなってんのよ?!"っていう構造地質っていう言葉らしい(と言ったら色んな人に怒られる)のではと。

ここまで、ダイナミクスって言葉はとても構造地質に合ってると思うのですよ。
巨大な地球の、相互に関わり合って所々にそれがイベントや構造として表出する事、ダイナミック以外いいようが(以下略

要するにここまでまとめると、構造地質とは

"地表地下のダイナミックなイベントやその結果できる構造を議論する"

なのではと。

僕が言う事なんてなんら定義やらめちゃくちゃですが。笑

誤っていた部分がありましたら、すみませんm(_ _)m